散歩中に考えること

子育てに疲れた方へ

自分の行動と言動の責任を持つことの大変さ

息子が学校で問題を起こしたと聞いた日。


息子が帰宅


こっちに来なさい。

 何回か言って、やっとノロノロ近づいてくる。

学校で今日問題あったね、何があったか話して。

知らない。

自分のことでしょう?

知らない。

自分のことは、知らないと言うな。

分からない。

嘘は言わないで。本当のことを話して。


真顔で、知らないと言い続けます。

全く話しが進みません。


しまった!という表情すらしません。

自分の行動に反省している様子は、全くありません。


言うまで、そこに座っていなさい。

嫌だね。


話しになりません。


ここから先の最近のアプローチは、

  押さえつけてくすぐる

  押さえつけてチューする

のどちらかです。


息子は、すぐに言う言う!といって、何があったか話します。

事実かどうかは不明ですが。


その後、平気な顔でいいます。

ママが無理やり言わせた。さっき言ったのは嘘。


自分の行動と言動に、責任を持ちません。


集団の中で、上手くやっていこうという気持ちもあまりありません。

上手くいっているときは、ニコニコですが、

上手くいかなそうだと、わざともっと悪くするか、実際していない悪いことまでやったと言い出して、上手くいきたくないんだをアピールして、上手くいかないことの責任から逃れようとすることがあります。


自分の都合の悪い話しは、自分から絶対に話しません。

ママに無理やり言わされたと、責任から逃げます。


でもねばかりで自分の責任から逃げます。

逃げてばっかりです。


弱いのかな?

自分を守る方法を間違えている。


正しい方向へ進むように、なんとか導いているけど、三歩近づいては二歩下がる。


早くしないと、子どもの時期が終わっちゃうよ。

何度も根気よく話し続けることの大変さとむなしさ

妹はコミュ力あります。



嫌な気持ちの時は、我慢できるし、甘えて泣くことができます。


家族や友達がうれしいときは、一緒にうれしい気分になれます。

家族や友達がかなしいときには、一緒にショボンとしてくれます。


こうやったら相手はうれしいかな?

こうやったら嫌かな?

と想像力を働かせることができます。

相手が喜ぶと自分もニコニコです。


この想像力と共感力は、親が特別に教えたことではありません。

日々の生活、人との関わりの中で自ら学んでいったことです。


しかし、兄はこれらのことができません。


嫌なことがあると、自分の気持ちでいっぱいになり、相手のことが考えられません。

怒りを我慢できません。


相手や周りのこと、怒りを出してしまったあとのことを想像する力がありません。


小さな頃から、何度も言い聞かせてきました。

具体例をだし、紙に書いて視覚に訴え、何度も何度も言い聞かせてきました。


成長と共に、コミュ力も育ちました。


しかし、一人で社会にでていくコミュ力はまだ身に付きません。

この攻撃力があるかぎり、我が子が犯罪者になるという可能性を否定できません。


親として、なんて悲しいことでしょう。


そして、何度も何度も人との関わりのかたの話を続けることのむなしさ。

生きていくことがこんなに難しい子がいるなんて。


ワガママだったら、わざとしているんだから、直ります。


うちのは、ワガママではありません。

気づかないのです。

見ないのです。


うちのは、何年もかけて、本当に少しずつ進んでは戻り、進んでは戻りを繰り返し。


先の見えない未来は、時々こわくなります。

うちの子のいいところ

子どものいいところをたくさん見つけて誉めましょう!
って、聞いたことありませんか?


あなたは、見つけられましたか?


うちの場合、
考えても考えても、見つからない。
そんなわけないよね?
ヤバい!って、思っても見つからない。


悪いところは、いくらでもでてくる。
次から次へとでてくる。


でも、いいところが一つも見つからない。


そりゃそうです。
いいんです。
だって、今が一番最悪なときだから。
見つからなくたって、仕方ない。


いつか見つかるときが来ます。
それを信じましょう。


これからスタートです。